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[ローマ 8日 ロイター] - ドイツのオラフ・ショルツ首相は木曜日、イタリアとドイツが両国間でガスと水素を輸送するパイプラインの建設作業を進めることで合意したことを嬉しく思うと述べた。
ショルツ氏はイタリアのジョルジア・メローニ首相との記者会見で「エネルギー供給の多様化に関する協力強化は私にとって非常に重要だ。欧州の供給網の拡大はわれわれ全員に利益をもたらし、確実にエネルギー安全保障を高めるだろう」と述べた。
「そのため、イタリアとドイツ間の新しい天然ガスと水素のパイプラインの作業を進めることに合意できたことをうれしく思う」と同氏は付け加えた。
欧州諸国がロシアからのエネルギー輸出が抑制されている現実に適応する中、イタリア、ドイツ、オーストリアは先月、北アフリカと欧州間の水素対応パイプライン開発への支援書簡に署名した。
この3,300km(2,050マイル)のプロジェクトは、欧州の主要送電システム事業者4社、スナム(SRG.MI)、トランス・オーストリア・ガスレイトゥング、ガス・コネクト・オーストリア、ドイツのバイエルネッツによって主導されている。
北アフリカとイタリアを結ぶガスパイプラインを運営するスナムとイタリアのエネルギーグループ、エニ(ENI.MI)との合弁事業であるシー・コリドーも、サウス2コリドーと呼ばれるインフラを構築するコンソーシアムの一員である。
「エネルギーの面では、供給源の多様化を確実にし、特に地中海におけるインフラの接続に取り組むことが非常に重要であるということで一致している」とイタリアをアフリカと北欧を結ぶエネルギーハブにすることを目指しているメローニ氏は語った。 。
SoutH2回廊は、コンソーシアムが設計した技術詳細に従って年間400万トンのグリーン水素を輸送することができ、欧州連合が非化石燃料に関して検討している3つのプロジェクトのうちの1つである。
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