SCSU音楽教授らのニュー・ミュージック+テクノロジー・フェスティバルでのデビュー作品

Jun 03, 2023

セントクラウド州立大学の音楽学部教員3人は最近、バージニア州ブラックスバーグで開催されたニューミュージック+テクノロジーフェスティバルで「カップリング」というタイトルの新曲を初披露した。

この作品は、バージニア工科大学のキューブにある空間音楽ワークショップで 2022 年に開発が開始されました。このワークショップは、5 階建ての最先端の劇場兼ハイテク研究所であり、複数のクリエイティブな実践プラットフォームを提供しています。

Scott Miller 博士と Shannon Wettstein Sadler 博士は 1 週間にわたるワークショップに参加し、バージニア工科大学の大規模で臨場感あふれるオーディオ環境での作業に慣れる機会を提供しました。 Cube には 125 を超えるスピーカーが搭載されており、新しい方法でサウンドを探求するエキサイティングな可能性を提供します。

「私たちは、空間内のスピーカーから音がどのように出てくるのか、シャノンがピアノで弾いている曲に応じて音がどのようにさまざまな方向に移動し、変形するのかを研究し、実験するのに膨大な時間を費やしました」とミラー氏は語った。 「とても楽しかったです。」

ミラーはクラシック音楽のバックグラウンドを持ち、電子音響作品の作曲を専門としています。 彼はSCSUのパフォーミング・アーツ・センターでサドラーおよびパーカッショニストのテリー・バーミリオン博士としばしば協力しながら、過去1年間にわたって「Coupling」を書き上げた。 練習に自由に使えるスピーカーは 8 人だけでしたが、それでも 5 月 2 日にバージニア工科大学で「カップリング」を演奏する準備はできていました。

「タイトルは、空間内の音とその空間で起こる出来事との結びつきを指しています」とミラー氏は語った。 「サウンドは環境の中で動いているように見えますが、これだけ多くのスピーカーがあると、微妙で興味深い体験になる可能性があります。」

「Coupling」は、ピアノ、パーカッション、4 チャンネル テープによる空間音楽の独創的な作品であるカールハインツ シュトックハウゼンの「Kontakte」を補完する作品として機能します。

「パーカッションとピアノは、私たちが聞く音とその音の出所に影響を与えています」とミラー氏は付け加えた。 「実際に発せられる音と、私たちが電子的に聞く音の間には重なり合いがあります。音の発生源は曖昧です。それは非常にドラマチックで、興味深い方法であなたの体験を形作る可能性があります。」

ミラーは現在、ミネソタ州で「カップリング」の演奏機会を探しているところだ。 5月2日の公演はこちらからご覧いただけます。